宮原酸素工業の強み

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ものづくりを支える もうひとつのものづくり (有)宮原酸素工業所は、製造ラインの基礎フレームを受注生産する会社です。その技術と品質で独自の存在感を誇る長野県のものづくり。当社は、長野県のものづくりを、フレームというもう一つのものづくりで支えます。精度を支えるもう一つの精度が、ここにあります。

宮原酸素工業所の4つのアドバンテージ

1 テクノロジー / Technology
60年を超える溶接と製缶の技術
㈲宮原酸素工業所は、その名が示すように、ガス販売およびガス溶接専門の事業所として昭和33年に発足しました。溶接技術では、60年の伝統と技術の蓄積があります。
製造ラインのフレームづくりは、設計図に基づいて、鉄材を切り出し、これらを溶接して箱型にする製缶という工程が、その主要部分を占めます。
優れた溶接技術によるフレームの精度が、製造ラインの精度を支えます。
2 フレキシビリティ / Flexibility
個別ニーズにきめ細かく応じる受注生産
各メーカー様の製造ラインは、そこを流れる製品により多種多様です。
また、ラインの新設や変更は、直接生産計画にかかわることですから、その設置は待ったなしです。
当社は、各メーカー様の個別のニーズにきめ細かく対応しつつ、しかも短納期で納入することが可能です。また、ラインの改良点や工程の改善なども、フレーム製造の立場からご提案できます。
3 キャパシティー / Capacity
大型マシニングセンタを設備
製缶されたフレームを切削加工するのがM/Cです。当社は、巾間2500・3000・3500×L6500や巾間4100xL7000等の中型M/Cはじめ各種工作機械の導入により、全長6.5mまでの各種形状の製品加工を行うことができます。
4 フィニッシュ / Finish
完成度100%に近づけ提供
さまざまな形状のフレームを、材料の手配から切り出し、溶接、切削と加工、さらに塗装など表面処理まで、お客様のニーズに応じ、納品することができます。

宮原酸素工業所のクラフトマンシップ

私たちの仕事は、ものづくりの原点だ

私たちのつくるものは、生産設備の基礎部分です。きっと、この上にメカトロニクスを駆使したさまざまな生産ロボットが載ることになるのでしょうが、私たちのつくるものとは大部異なります。
一時期、溶接工程を自動化できないか検討したことがあるのですが、無理とわかりました。原則、一つ一つオーダーメイドで量産ということはないですし、フレームの裏側などの部位は人がもぐりこんで作業するしかありません。
現場の作業は本当に手づくりです。図面に合わせて鉄材を切り、組み合わせて溶接していく。ボール紙を切って、立体に組み合わせ、接着剤で止めていくという作業をイメージしてください。
でも、ここにはものづくりの原点があると思います。幼い日にボール紙を組み立てて無心に遊んだことを思い出します。図面に書かれたものを、目の前で形にしていくおもしろさ。そこに、精度とか強度とか平面とか、ものづくりの最も基本的な正確さが要求されます。
どんなIT製品も、これらのフレームの上で生み出されます。私たちの仕事は、その作業だけでなく、その位置づけにおいても、文字どおりものづくりの原点であり、製造業を支える基礎です。そこに、私たちのクラフトマンシップが息づいているのです。
門型担当(五面加工機) 小出真司